學のほそ道 ~慶應逍遙録

めし、フロ、慶應通信、占いも勉強してる。

日曜日は来ないで、いや来て

新入社員に入社時の基礎教育(半分オリエンテーションみたいなもの)をしなければならないのに、とにかく喉が痛いのでしゃべりたくない。ざっと60分ほど時間をもらっているんだけど。
喉の痛みと咳はもう2月以来ずっと。いつものど飴を携行。でものど飴を舐めすぎて、気持ち悪くなったこともしばしば。一度診てもらったほうがいいんだろうか。素人考えでは花粉症が遠因のような気もするんだがどうだろう。

で、新人教育。
だいたい、わたしが教育なんぞで人前で話すというのが、そもそもアレなんだよなという気持ちから離れられない。
要するに、大勢の前でしゃべるのは苦手だし、そもそも滑舌悪いし。
・・・というような人間が講師をやっているわけである。やれやれ。

対面で話すので、今日は早めにリアル出社したけれど、電車のなかは、まあ混んでいる。テキストなんぞ開けるもんじゃなく。いつも携行している[史学概論]テキストはカバンの中から取り出せずにいる。
科目試験まで後3日しかない。
ま、まだ3日もあるじゃんと、気持ちを切り替える。切り替えて、X(旧Twitter)を眺める。
桜もぼちぼちいい感じみたい。
(試験のある)日曜日が来ないといいのに、いや日曜日自体は来て欲しいんだけど。帰り道、雨は止んでくれた。

終日病院へ、西洋史概説Ⅰの準備

新年度はじまったばかりなのに、年休をとってしまった。娘の病院付き添いのためで、2月から主治医からお願いされていた受診予定なので、これは仕方ない。新ボスにも諒解をもらう。

朝方、昨日届いたばかりのレポート課題集を眺めながら、7月の科目試験に向けての作戦ぽいことを捻っている。とりあえず[西洋概説史Ⅰ]のレポに着手してみよう。このお題でこの字数かあ。これは削るのに難儀するなあ。

病院にて。
けっきょく、検査だテストだと、ほぼ終日かかってしまった。娘はほんとうにグッタリしている、かと思いきやマクドナルドでハンバーガーを平らげると普段通りに振る舞っていた。
ただ、われわれ夫婦は主治医から言われたことがショックで、春の陽気の中で呆然とするだけだった。いつかこの場でも話すことになるかもしんないけど。子どもを持つというのは、しんどいことだらけだ。

新年度、塾生ガイドが届く

前日(日曜日)が夏日だったせいか、いやそうではなく単に晴天で風が強かったがために、花粉にまとわりつかれて、今朝は目が開かない。喉は痛いし(絶対に赤く腫れ上がっているはずだ)、微かに頭痛すらする。
しかも、雨だし。
なんといっても、月曜日だし。そして年度初め。

その雨が止んだころに、郵便局から〈補助教材〉が届く。
24年度の慶應通信塾生ガイドやらレポート課題集やら。これで今年度の履修計画を軌道修正し、レポート課題がどんなものなのかを確認することができる。
仕事どころではない、といいつつ今日は24年度の期初なので、あちこちでミーティングがあって、わたしもあちこち顔を出すことになっている。喉が痛いのでしゃべりたくないが話を振られてしまう。
しかし、塾生ガイドが気になるので、会議の最中にもチラ見している。

ようやく仕事を終えて、子どもたちの夕飯の支度も終えて、レポート課題などを眺める。
へー、案外、前年度と変更がある(個人的感想)。せっかく収集した文献はどうしようかなとか、レポ提出の段取りとかをぼんやり考えてメモをつける。アルコール片手なので明日以降で確認しておかないと。

海へ、いろんなものの終わり

暑い。朝からカルピスを飲んでいる。つい先達てまでは、朝ならホットコーヒーか白湯だったのに。
朝から昨日の原稿書きの続きをする。
目が覚めてベッドの中で「そうだ、7月の科目試験では6科目受験をしてみようか」とふと思って、そうだそうだ、その前にさっさと頼まれ仕事を片づけないと早起きしたのだった。原稿は昨日のうちにほぼ書き上がっていたので、今日は推敲レベルにとどめておく。こから手直しがどっさり入るんだろう。考えたくないが。
担当者へファイルを送信して、今日はこれでわが身はリリースされた。

牧村さんと日曜日の買い物をしてから、江ノ島あたりへ出かける。正確には片瀬海岸なのだが。
やはりたくさんの人出。空にはトンビとカラスが群れ合って、隙あらばと人間たちのエサを狙っている。年々凶暴になっていないか、こいつら。子どもたちがビビっていた。
天気は良いが、風があって波が高かった。いつもの場所にひとり陣取って(ここならトンビたちに襲来されることもない)、からあげクンをアテにビールとチューハイをやっつける。
往きも帰りも電車のなかでは爆睡していく。持ち歩いている慶應通信のテキストが手からばさりと落ちて、隣の人に拾ってもらうという為体。

今日で3月も終わり。今日は切りよく日曜日で、年度初めの明日は月曜日。
いろんなものが終わっていく、あるいは区切りをつけていく。わたしの身の回り半径3メートルを見渡したって、横浜のガンダム、「サンデーモーニング関口宏、「笑点」の木久扇師匠が降板、という次第だ(仰々しい言い回しをしておいて、中味はこれだけかよというツッコミはご無用です)。

いろんなものが終わっていく、あるいは区切りをつけていく。
夜も、カルピスのおかわりをする。

初見「眠狂四郎」映画、紅生姜チャーハン、過去問を拾う

いきなり気温上昇の朝。
午前中は、頼まれ仕事で原稿書きをしていた。取材してからほぼ1ヶ月もほったらかしにしたままになっていて、さすがにマズいので、この土日でドラフトだけは仕上げようかとパソコンに向かっていた。まったく計画性がない。

昼メシは、近所の気になる町中華へ息子とでかける。それにしても初夏と見紛う陽気。
店に入ってオススメの紅生姜チャーハンを頼んだが、これが大正解。美味しかったです。息子はラーメン。さっぱりとした醤油味。

帰宅してから少しだけ横になって、来週末の慶應通信の科目試験勉強にようやく着手する。
まずは過去問を拾っていくのだが、当たり前だがひとつとして同じ課題はなく、傾向らしきものもいまのところ見出せていない。「なんとなくこれが傾向かなあ」というのはあるが、どうだろう。
課題レポは合格しているので、今回の試験がうまく行けばパスできる。

夕方に、日吉の丸善に出向いて、ノートやら本やらを購入する。なんでも来月から楽天ポイント丸善のhontoとのポイント連携が解除されるとのことで、ポイントが欲しければ楽天ポイントアプリとhontoカードの両方を提示しなければならないという。なんだかなー。

夜は、録り溜めていた市川雷蔵(八代目)の「眠狂四郎 勝負」(1964年)を観る。市川雷蔵版でのこのシリーズ(全12作品)、本作品は2作目にあたる。

はじめて市川雷蔵の映画を観たけれど、雷蔵、かっこいいですね。
かっこいいシーンはいくつもあるが、そうだな、眠狂四郎と彼が守護する朝比奈老人を演じた加藤嘉との、二八蕎麦をすするシーンが心に残っている。両役者ともら適度に気が抜けていて演技に滑らかさがでている。きっと二八蕎麦が美味しいんだろう。

市川雷蔵の生いたちその他は、わたしはまったく予備知識がなかったのだが、Wikipediaを眺めると、〈貴種流離譚〉を絵に描いたような波乱の人生だったようで。早世されたのですね。

WOWOWシネマ市川雷蔵版「眠狂四郎」が放映されたのを、しばらくほっといたのだったが、これは勿体ないことをしたと思っている。ちょっと集中して観てみよう。>

二八蕎麦屋の前での決闘シーン

サクラサク、3月のライオン

3月はライオンのようにやってきて、羊のように去って行くーー。
そんなイギリスの天候のことわざそのままのような一日だった。

慶應通信の78期(春期)合格者が発表になったようで、X(旧Twitter)のTLは〈サクラサク〉の投稿が流れていた。
合格された皆さん、お目出度うございます。
楽しいことばかりではないですが、倦まず撓まず、どうぞ卒業を目指してください(と他人事のように言っているわたしも塾生なんですが)。
来週末には科目試験があるので、それに向けてテキストを開かないと。

7年ほどずっと仕事をしてきたシニア社員の方が今日で退職される。
会社の玄関先まで送って、深々と頭を下げて見送った。お疲れ様でした。

今日で2023年度も終わり。わたし自身は4月から新部署へ異動し、新しい人間関係のもとで仕事をすることになる。決して望んだわけでもないし、こちらが望んだ環境が用意されているわけでもない。
それでも望まれて呼ばれたのだから、ひとまずはそれを受容する。

倦まず撓まず

前回更新からずいぶんと時間が空いてしまった。季節はそろそろ春になっているのだが、なんといっても天候が安定しない。

そんな天気にかまけているわけではないけれど、正直、このまま慶應通信を続けようかどうか迷っていたり、あるいは風邪に罹ったり(だいぶ長い間咳と頭痛に悩まされた)、娘が何度目かの不登校気味になったり、はたまた春期定期異動で新設部署へ異動が決まって残務整理に追われたりと(そして例外なく花粉症の季節でもある)、2~3月はほんとうにぐったりとしていた。自分の誕生日月なのに、ちっとも嬉しくない早春である。

それでも、卒業式(2024年3月25日)の一報を聞いたあとで、少しずつやる気のようなものが湧いてきたりして、いまはまだ充分に雨樽に天水は溜まってはいないけれどいつかはあふれるだろうことを予感して、歴史のテキストに手を延ばしている。

来月になればEスクーリング(録画視聴授業)もはじまるし、第2週目には科目試験もある。お世話になった人たちの何人かは来春に卒業予定だ、となればもう少し様子見をしてもいいかもしれない。