學のほそ道 ~慶應逍遙録

めし、フロ、慶應通信、占いも勉強してる。

科目試験(2024年第Ⅰ回)の振り返り(2日目のみ)

2024年度第1回目(4/6~7)の科目試験終了。受験された皆さん、ほんとうにお疲れ様でした。
わたしは今回は、2日目のD群[史学概論]のみ受験しました。

何人かの学友さんにはお話ししたけど、今回の[史学概論]試験を受けるにあたっては、過去問をひっくり返して、トータル24問くらい解いていった。
[史学概論]はとにかく概念の応酬なので、ひとつひとつ理屈づけて覚えていくしかない。個人的にはテキスト内容は面白く感じた。もともとわたしが歴史が好き(得意ではない)ということもあるけれど。歴史の勉強を実践していって、ふと立ち止まって本書のような上位概念の理論書(歴史学の入門書)を読むと得心するのではないか。そんな気がする教科書でした。

さて、昨日のテス勉でのこと。
過去問の中で1問だけ、どうしても解らない問題がでてきた。
「問題にあるこの単語、テキストのどこに書いてあったっけな」と?がアタマに浮かんだままフリーズしてしまい、とりあえず残りの23問にはすべて目を通しておくことにした。
すべて目を通して自分なりの解答をし終わったら23時。その時点でほぼ充電切れ、その問題は後で確認すれは良いかと割り切って、けっきょくそのまま昨夜はベッドに入った。

で、本日の朝。
くだんの問題にもう一度あたってみたのだが、どうしてもテキスト中に見つけられない。いったいどこにその記述があるのか。まあ昔の出題だし仕方ない、とそのまま已めてしまったのだが、なんとその問題が出されたんである。

嗚呼、天道是か非か。

思わず天を仰いだ、というのはやや盛っているものの、不覚の一文字。
仕方ない、ここはマルクスさんに登場いただき、一暴れしてもらった。他にも何人かの方を〈召喚〉し、そのまわりをわたしの知っている単語で埋め尽くした。
解答用紙のおもて面はなんとか着飾ることができたが、はてさて。結果は来月後半発表のよう。